殺虫成分を使わない殺虫スプレーという事で、大ヒットしていたらしいです。
ところがこのスプレーを使用した引火事故が多発しているそうで、製造元のライオンは自主回収をしているそうです。
原因は、スプレーの噴射ガスとして『従来のスプレー製品同様の』可燃性ガスを使用しているにもかかわらず、火気に向けて使用してしまうケースが続いているみたいなんです。
明らかに使用者の思い込み(氷殺というネーミングから燃えるとは思っていない)から生まれた事故だと思うんですけど、こんな事で製造会社が責任を負わなければならないなんて。・・・ライオンがんばれ。
「ゆとり世代」っていうのは、製品の使用上の注意を読んだり、確認はしないでしょうか。
確かに携帯電話の説明書を読んだりする事は、ほとんど無いかもしれませんが、製品自体に「火気厳禁」「引火性ガス」って書いてあるんですよ。
うちの会社でも「少し特殊な」電気製品を販売しているんですが、製品付属のリモコンが普通のテレビのリモコンそっくりなんで、説明書も読まずに「使えないから返品」というケースが多いんですよね。それで、とにかく簡単な方法として(最低限の)使い方ステップマニュアルをプリントして、製品に一つ一つ添付しているんですね。
ほんと、世間の人々のほとんどは、「らくらくホン」で十分なのかもしれません。