HTMLメールでメールマガジンを発行してみようと思って、メールスタンドに「melma!(メルマ!)」を選んでみました。
で、表題のHTMLメールの作成なんですけど、メルマの場合ウェブ上にアップしたHTMLページを読み込んで、HTMLメールにする形式なんですね。
(てっきり、HTMLAREAとかTinyMCEみたいなWYSIWYGエディタが使えるんだと思ってました)
じゃーDreamweaverでいっちょ作って見ようか!
となるわけですが、ここで問題発生!
HTMLメールで配信するには、ソースコードをJIS(iso-2022-jp)で書かなくちゃいけないんですね。UTF-8でもGMAILとかが対応しているので全くだめなわけじゃないんですが、現状のメールソフトの状況を考えるとJISで書かないと駄目みたい。
そう、DreamweaverはエンコードにJIS(iso-2022-jp)が無いんですよ。
(ちなみにDreamweaverで選べる日本語のエンコードは、Shift-JIS、EUC-JP、UTF-8の3種類)
そこで、Dreamweaverの機能拡張か、JISでHTMLを書けてそこそこ使い勝手のよさそうなソフトを探したんですが、Dreamweaverの機能拡張には、見当たらず。
そして昔使った懐かしのMozillaコンポーザーにたどり着いた訳です。
Mozillaコンポーザーは、NetscapeスイートにもバンドルされているHTMLオーサリングソフト。
※Netscape自体は既に更新を終了していて、ブラウザとして使うには危険なセキュリティホールが放置されています。ブラウザとして使うのは、止めときましょう。
Mozillaスイートの最新版は、1.7.13ですが、日本語バージョンは現状で1.7.12となっています。その上のα版にいくつか日本語バージョンがあるみたいですが、今回は安定性を考えてリリースバージョンの1.7.12を使います。
Mozillaは、Netscape同様、初期起動でブラウザのみが立ち上がるのですが、その他のメーラー、コンポーザー、IRCなどは、ウィンドウ左下のボタンから起動できます。(設定で初期アプリを変更も可能です)
コンポーザーが立ち上がったら、ページの初期設定から文字コードをiso-2022-jpにしてあげればOKです。
コンポーザーはFTPクライアントの機能もあるので、作ったページはすぐにウェブにアップできます。
ページができたらメルマの管理ページに行って先ほど作ったページを読み込ませれば、HTMLメルマガの発行準備完了です。
!気がついたけど、Mozillaスイートがあれば、他のアプリいらないじゃん。なんて贅沢なセットなんだ。
でわでわ。
追記::
よく調べたら、このMozillaコンポーザーを元にNvuやKonpoZerといったHTMLオーサリングソフトが公開されていました。
どちらも完全な日本語化はされていないみたいですが、HTMLページの作成上は、JIS(iso-2022-jp)での作成は問題ないみたいです。英語がちょっと読める人は、こっちがおすすめかもしれません。
ちょうど同じくらいのタイミングで、こんなエントリーを見つけました。参考になります。
9番のより小さいスペースでもよりデザインについては、750pxではなくもっと小さいスペース(500pxくらい?)を意識した方がいいかなともいます。
たぶん普段のメーラーでもプレビューウィンドウを使っている人もいるだろうし、最近流行の3カラム表示などは、メッセージ部分に750pxも無い人が多いんじゃないでしょうか。