中国のPCユーザーの反応が面白い。
WGA(Windows Genuine Advantage)は、日本国内のWindowsにも導入されているんですが、日本人もこういった反応したのだろうか。
詳細は、リンク先の記事を読んでください。
中国ユーザー、Microsoftの海賊版対策に激怒 – ITmedia News
- 米Microsoft社がWGAに引っ掛かった海賊版Windowsのデスクトップを「真っ黒」に変えた。(デスクトップを戻すことは可能だが、1時間ごとに、また真っ黒になる)
- ある中国人「どうしてMicrosoftが自動的にわたしのコンピュータに接続するのか。このコンピュータはわたしのものだ!Microsoftには、わたしの同意を得ずにわたしのハードをコントロールする権利はない」
→「ハード」はコントロールしていないしwデスクトップやOSは「ソフト」だし。 - 別の中国人「正規版が海賊版より安ければ、海賊版を買う人などいない」
→「正規版」より安いから「海賊版」なのでは?これは、正規版をDVDメディア原価で売れと言っているのか? - ネカフェの中国人「プログラムを書いているときにコンピュータの画面が真っ黒になったら、おそらく重要な情報が失われるだろう。その損失を誰が埋め合わせてくれるのか」
→壁紙をショートカット一覧にしてるんですね。わかりますw
→っていうか、ネカフェでプログラムしてるんですかw - 中国の弁護士「Microsoftは、中国最大のハッカー。ユーザーの同意もなく、法的な権限もなくコンピュータに侵入している」
「Microsoftの対策は、ユーザーのコンピュータに深刻な機能的ダメージを引き起こす。中国の刑法では、システムへの侵入やハッキングで起訴される可能性がある。」
「Microsoftが自社の知的財産を守る権利は尊重するが、同社は間違った方法で誤ったところに狙いを付けている。ユーザーではなく、海賊版の製造者と販売者を標的にするべきだ」
→弁護士からして、この見解w。Microsoftが自社の製品に対してハッキングってw
もともと、Windows XPでは、アクティベートしないと90日(?うろ覚え)経過後に通常起動できない仕様だったはず。
Microsoftも大変だなー。
中国は、ユーザーも多く、ビジネス市場としても魅力的なのですが。
いかんせん、諸外国(先進国)とリテラシー、モラルなどの面で非常に遅れていると思うんだよね。
ソースは忘れたけど、Windowsの価格にしても、中国市場では、日本や米国よりもかなり安く設定されているって聞いたことがある。それでも、中国のユーザーには、「高すぎる」と叩かれてしまう。
それっていうのは、中国人にとってWindows は、まだ贅沢過ぎて、機能のほとんどが使えていないって事じゃないかな?Windowsに標準でバンドルされている機能をフルに使えば、決してWindowsの価格は、「高い」とは思えないはず。
まあ、開発能力が乏しく、量産工場の国だから、ソフトの情報に疎くなるのは仕方ないのかなとも思いますけど。
ちなみに今回の件で、影響を受ける中国人ユーザーは、2億人になるそうで。
日本の全人口よりも多い。