そんなに新しいサービスではないんですが、「ワンタイムID」でメールの送受信を提供するサービス。
連絡inにブラウザでアクセスすると30分間だけ利用できるメールアカウントが発行されて、その送受信メールはブラウザ上でWebメールのように扱うことができる。
連絡inに掲載されている規約を見る限り「常識の範囲内で利用して下さい」「悪い事には使わないでください」とかありますが、どう考えても悪いことにしか利用方法が浮かばない。
連絡inを紹介しているニュース記事などを見ると、出先などでファイルをメールしてもらう際に、一時的に利用できるメールアカウントとしてとか、客先のPCを借りてファイルを受け取る際に便利だとか。
いやいや、そうじゃないだろう?
Webサービスのアカウントを大量に取得したいときに、便利なんじゃないの?
連絡inであるサービスのアカウントを取得してしまえば、その後、DMが送られてくることもないし、未払いのサービスがあっても、請求されることもないし、そういう“悪い事”をしたい人にはうってつけのサービスなわけです。
で、我々のようなWebでサービスを提供したいと思っている側の人間からして見ると、このサービスの存在は結構邪魔になったりします。
まず、メールアカウントでもってユーザー登録を済ませるところは多いと思いますが、そのタイミングでは送受信出来ていても、連絡inの場合、30分経過したら、誰も受信しないメールアカウントになってしまうわけです。
対策としては・・
- 連絡inのメールアカウント「***-***@**.renraku.in」を登録不可のアドレスに指定する。
- 定期的にメール確認をして、存在しないメールアカウントのユーザーは凍結する。
(renraku.inのメールサーバーが、存在しない場合のエラーを返してくるかどうか不明)
等が考えられますね。