さくらのVPS借りてみた二日目。
今回は前回の続きで、FTPのセットアップをします。
今回は、vsFTPd をyumで一発インストール!
ソースからやれとか、他のFTPがいいとか言う人がいますが、とりあえずとにかく簡単にセットアップしたいんで yum で簡単にいれときます。
# yum install vsftpd
そしておもむろに、startすれば、匿名アクセスが出来てしまいます。
# /etc/rc.d/init.d/vsftpd start
でもそれじゃあ、実用する上でマズイので、ユーザーを作って、そのユーザーでFTPアクセス出来るようにします。
# vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
vsfttpd.conf を修正する前に念のため、ファイルをバックアップしておきます。
# cp /etc/vsftpd/vsftpd.conf /etc/vsftpd/vsftpd.conf.ORG
ファイルをバックアップしたら、改めて vsftpd.conf ファイルを編集します。
# vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
設定する項目は非常に多岐に渡るので、詳細はggrksですね。
anonymous_enable=NO
local_enable=YES
write_enable=YES
local_umask=022
anon_upload_enable=NO
anon_mkdir_write_enable=NO
dirmessage_enable=YES
xferlog_enable=YES
connect_from_port_20=YES
data_connection_timeout=120
ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
chroot_local_user=NO
chroot_list_enable=YES
chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
listen=YES
pam_service_name=vsftpd
userlist_enable=YES
userlist_deny=YES
userlist_file=/etc/vsftpd/user_list
user_localtime=YES
force_dot_file=YES
hide_ids=NO
設定する内容は、匿名アクセス(anonymous)を拒否し、user_listにあるユーザーは、接続を拒否するという設定です。
あとは、 user_list と、chroot_list にFTPユーザーにするユーザー名を登録します。
それから、useradd でFTPユーザーとして使用するユーザーを作成し、ホームディレクトリを /var/www/html に設定したらOKです。
今回、バーチャルホストの設定まで行こうと思いましたが、思いのほか、vsftpdの設定に手こずられたので、今日はここまで!