ようやくPogoplugの運用方法が見えてきた感じ。
まず、Pogoplugの長所と短所をまとめて見る。
Pogoplugの長所
- 外部からPogoplugに接続したUSBHDDにアクセスできる。
- クライアントソフトを入れると、Pogoplugドライブをマウントできる。
Pogoplugの短所
- ファイル更新の度に、インデックス更新(メディアスキャン)される。その間のアクセスが遅くなる。
- 大量のファイルアップロードは、苦手みたい。
Pogoplugは、クライアントソフトを入れるとネットワーク越しにUSBHDDをドライブにマウントできて、ローカルHDDのように使えます。
ところが、これを調子にのって、ローカルHDDの拡張として使うと大変なことになります。
Pogoplugは、ファイルが更新されるたびに、ファイルをスキャンし、インデックス更新します。これは、メディア設定を全部OFFにしてても行われるようです。
さらに、このインデックス更新が、非常に遅い。
Dreamweaverのローカルディレクトリとして使おうと思うと、Dreamweaverのファイルスキャン後に、Pogoplugのファイルスキャンが始まり、しばらく使えなくなる。
それでも、サイト情報をネットワーク同期して、どこからでも最新のデータにアクセスしたいので、以下のように運用することに。
- メインの作業ディレクトリはDropboxに。
現在進行中のプロジェクトファイルや、頻繁に更新されるファイルはDropboxを使用します。 - Pogoplugのアクティブコピー設定で、Dropboxを丸ごとPogoplugにバックアップ。
Pogoplugのアクティブコピーは、同期ではなく、上書きバックアップ的な動作をします。ファイルの上書き方向が一方通行なので、更新自体は早いです。
これで、最新の状態をPogoplugにバックアップできます。
※ローカルで削除したファイルはPogoplugに残るので注意が必要です。 - メインから終了した作業ディレクトリは、Pogoplugへ移動。
Dropboxは、容量に限りがありますので、終了したプロジェクトファイルなどは、Pogoplugへ移動します。
もし、終了したプロジェクトのファイルを改めて編集する必要があった場合は、PogoplugからDropboxディレクトリへ一旦コピーをしてから、そのコピーされたファイルを更新します。終わったら、Pogoplugへ戻すのですが、Dropboxディレクトリなら、いつでもどのPCからでも作業ができるので、「戻し忘れ」を防ぐことができます。